不要品の処分法
皆さまこんにちは。
不動産賃貸業を行っている、いないにかかわらず、不要なものは身近にでてくると思います。
新品で買ったけどほとんど着ない服、人からもらったけど自分の趣味の合わないプレゼント類など、ある程度割り切って処分していかないと、不要なものは増える一方です。
そして要らないものの保管のためにスペースをとっておくほど勿体ないことはありません。
今回私は建売アパートを購入したのですが、トイレの仕様が普通便座であり、温水洗浄便座に変更するには1戸あたり3~4万円ほどかかるとの売主の話でしたので、自分で家電量販店で温水洗浄便座を購入して設置した方が明らかに安いということがわかりました。そのため、建物の決済引渡し時は普通便座が取り付けられた状態で引渡しを受け、後日普通便座の取り外しと温水洗浄便座の設置を家電量販店に依頼しました。
その結果、不要となった新品の普通便座が手元に残ることになり、業者や自治体などに頼んで処分をするのにもお金がかかるため、さてどうしようかと思案していたところ、妻がフリマアプリを使って不用品を処分するので、不要なものが欲しいと言いだしました。
さてこれは幸いと、取り外した新品の便座を妻へ譲ったところ、さっそくメルカリに出品していまして、なんと1つ2500円程度で売れたのです。
便座なんて欲しい人がどこにいるのかと思っていたのですが、先入観にとらわれず出品してみると需要があることがわかりました。賃貸アパートの入居者が普通便座の貸室であったのを自分で家主に無断で温水洗浄便座に交換をしており、そして交換のために取り外した旧便座を誤って捨ててしまったので、現状回復のために普通便座が欲しいという方もいました。
世の中自分では想像もつかない需要があるのだ、ということを改めて感じさせられました。(というより、取り外した普通便座を捨ててしまった人はそこまで多くないかもしれませんが。)
不要品を個人が簡単に出品できでるフリマアプリは便利で、売れたときの嬉しさをすぐに味わうことができるため、のめり込んでしまう気持ちもわかります。ただ不動産事業をメインで行う事業家にとって、本業の仕事ではないことかと思いますので、出品作業を委任するなど、メインの時間をとられない工夫を行った上で取り組む必要があります。
本日は以上です。