すべての人を満足させることはできない。
皆さまこんにちは。
当たり前のことですが、すべての人を満足させることことはできませんし、すべての人に好かれることも不可能です。それは、なぜかというと、一定の割合で、変な人、偏屈な人、物事を斜めに見る人が世の中には存在しているからです。(それは、私のことかもしれませんが。)
最近身近で見かけた光景としては、若くて綺麗な女性社員が、年配の女性社員に対して、悪気無く『その髪型素敵ですね』と褒めていましたが、年配の女性社員に対して、『馬鹿にしている?』と発言して気分を害しているように見受けられました。
言った方も言われた方も悪意はないのかもしれませんが、このような返し方をされると私だったらこの先輩に話しかけるのをやめようと思うでしょう。良かれと思ってやったことで、嫌な思いをするならば、もう何をするのもやめようと思ってしまうかもしれません。
不動産に関わっている中でも同様のことは多々起こります。良かれと思って床を水ぶきしているところに、慌てて走ってやってきた人が足を滑らせて転んでしまい、骨を折るようなこともあるかもしれません。良かれと思って駐輪場に屋根を増築したところ、避難経路をふさいでしまい、消防署から指導されてしまうこともあるかもしれません。良かれと思って敷地内に植栽を充実させたところ、虫が大量に発生して近隣や入居者から苦情がくるようなこともあるかもしれません。
何かを行う時は当然にその副作用・リスクについても慎重に検討したうえでわかったうえで行う必要があります。そして想定外の問題に対処するために保険がありますので、保険については十分に検討してください。
一方で、実際に何かを行ってしまった後、想定外の問題が発生し、苦しい思いがあったとしても、それはすべての人を満足させることはできない、万物普遍の法則だと考え、くよくよせず前向きに考えることが大切です。
本日は以上です。