【書評】買わない不動産投資ドル箱宿泊所(著者:大神麗子)
皆さまこんにちは。Amazonランキング1位になっておりました、買わない不動産投資 ドル箱宿泊所 を読みましたので、感想を記載したいと思います。
この本は、楽待コラムニストで、全国民泊同業組合連合会の理事でもいらっしゃる大神麗子さんの著書です。
大神さんは、民泊用の物件を購入するのではなく、オーナーからのサブリースという形態で事業を営んでおられます。この書籍は大神さんがサブリースでの民泊事業を始めるに至った経緯、物件の探し方、運営上のテクニックなどが余すところなく述べられており、これ1冊で民泊をこれから始めてみたい方にとっては良質な参考書となるでしょう。私は不動産投資本をこれまで100冊以上は読んでいますが、その中でも間違いなくトップテンに入る良書と言えます。
合法で民泊を行うには、民泊新法、特区民泊、簡易宿所、のいずれかの法令に基づく許可を取得する必要があります。事業として行うには許可取得までのハードルは高いものの、収益性の観点より営業日数に制限がない簡易宿所での民泊を大神さんは推奨されており、本書ではその許可取得までの具体的プロセスまで記載されています。
民泊新法の施行に伴い、民泊運営の最大手であるAirBnBでは6月15日以降、民泊運営のいずれかの許認可を取得していない、いわゆるヤミ民泊の物件については、サイトに掲載しない方針を打ち出しています。
そのため5万件といわれるヤミ民泊の物件が市場から消えるため、合法民泊を運営されている方にはまたとない機会だそうです。
大神さんの手法である「買わない不動産投資」は資本の少ないサラリーマンの副業に最適です。
私もこの本を参考に合法民泊への参入を検討したいと思っています。