自分の部屋の掃除は嫌いだが、アパートの掃除は喜んでやる
皆さまこんにちは。
私は自分でやらなくてよいことは、極力人に頼んで代わりにやってもらったり、そもそもやらなかったりします。
その心はと言いますと、例えばあなたが会社の経営者であっても、ホームレスであっても、生まれたばかりの赤ん坊であっても、サラリーマンを定年退職した後の年金生活者であっても、1日に与えらた時間というのは24時間と決まっており、その中でできることは限られているからです。
仮に私が8時に家を出て21時に帰宅するサラリーマン生活を送っているとすれば、睡眠時間を7時間確保するとして、私が家にいて何かをできる時間は4時間です。その4時間の中で出社前は髭を剃ったり、歯を磨いたり、朝ご飯を食べたり、着替えたり、新聞を読んだりします。そして帰宅後は入浴したり、家族と会話したり、夕食を食べたり、そして未来の自分のために時間を割く必要もあります。サラリーマンとは別の事業に時間を十分に割きたくても、明らかに足りません。
そのため、作業に優先順位をつけ、自分だけにしかできないことを優先的にやる必要があります。
よって自分の部屋の掃除は家族に頼んでやってもらいます。
空室期間中のアパートの専有部分の掃除や部屋の空気の入替をについても、管理会社に頼んでやってもらえればよいのですが、管理会社も管理委託契約で決められたレベル感でしか行いません。実際に空室の空気の入れ替えを行ったり、専有部分の清掃を行うことで、内見者の印象が良くなり、空室が埋まる可能性がより一層高くなるのですが、管理会社が行わないのであれば、自分または別の誰かが代わりにやる必要があります。
不動産賃貸業を事業として行っている以上、事業のことを最優先にすべきです。例えば月6万円で貸せる部屋が空いているとすれば、1日あたり2,000円の機会損失が生まれています。
毎日2,000円ずつ、お金を捨てているのと同じです。
そのような意識をもって、1日でも早く空室を埋めるんだという気概があれば、例え自分の部屋の掃除が嫌いな人でも、アパートの掃除は喜んでできると思います。
本日は以上です。