ラフプレーについて ⓵上司の指示は絶対かどうか。
皆さまこんにちは。
日大アメフト部の選手が行ったラフプレーについて、多数報道されていますが、それについて私の思うところをお話したいと思います。
私は体育会の出身ではありませんし、スポーツも得意な方ではありません。でもこの問題は、サラリーマンの社会でどこにでもある問題と同じような気がしてなりません。⓵上司の指示は絶対かどうか。②組織の目的達成のため(勝つことor売上を上げること)に手段を択ばないことの是非。③選手(社員)自身の良心。3つの観点で捉えてみたいと思います。
⓵上司の指示は絶対かどうか。
現代の日本ではどのような組織であっても、上司の指示が絶対ということはありません。そこが専制君主が統治する国家や軍隊であれば上司の指示に逆らえば反逆罪で処刑されてしまうようなことがあるかもしれませんが、現代の日本では上司の指示に逆らうことで、命を失うようなことはありません。仮に法や倫理、道徳に反する上司の指示に逆らって会社を解雇されたとしても、また代表選手から外されたとしても、こまで大きな問題ではありません(語弊があるかもしれませんが、貴方が価値があると思っているものは、本当に価値があるのか考えてみましょう。
貴方が価値があると思っているもの、例えば上司の指示に逆らい会社を解雇されたとしても、ローンが払えず破産したとしても、命を取られることはありません。何とかなります。)
仮に上司の指示に従って、人を怪我させたり犯罪を行ったりしたとしても、処罰されるのは貴方です。安全性に問題のある商品を販売しておいて、上司がその事実を隠蔽するように指示したとして、その商品が原因で誰かが怪我や病気になったとしたらあなたはどのような気持ちになるでしょうか。良心を発揮すべき時にしなかったとして、貴方は将来後悔するようなことはないでしょうか。
自分の中に確固たる「原則」があれば、仮に上司が法や道徳に反する指示を行った場合、とるべき行動は固まってきます。このような考えは甘い、世間知らずの戯言だとおっしゃるかたもいらっしゃるかもしれませんが、自分はこのような信念をもって、Noというべき時にはNoと言える生き方をしたいと考えています。