ラフプレーについて ②組織の目的達成のために手段を択ばないことの是非。
皆さまこんにちは。
本日は、②組織の目的達成のため(勝つことor売上を上げること)に手段を択ばないことの是非。について私の考えをお話したいと思います。
ビジネスにおいても、スポーツなどの競技においても同じだと思いますが、誰もが勝ち負けのあるものに勝ちたいと考えるのはわかります。
誰でも勝つと嬉しいですし、オリンピックなどの国際大会では自分の国を応援するでしょう。
でもそこに勝つために何をしても良いかというと、それは違いますよね。
ビジネスにおいても、スポーツなどの競技においても一定のルールがあり、そのルールの中で競って勝つことに意義があるのです。
例えばスポーツでは、禁止されている薬物などを使って筋力を増強し、それで試合に勝ったとしても、ルール違反です。それでオリンピックで勝利してメダルを獲得したとしても、ルール違反が明るみになればメダルははく奪されますよね。例えば株式投資においても、インサイダー情報に基づいて株を売買し、利益を上げたとしたら、それは法令違反で逮捕されますよね。
ビジネスにおいてもそうです。特に営業職の方は、売上が上がらないと上司にきつく詰められたり、解雇されたりするかもしれません。だからと言って、何をやってもいいわけではありません。ビジネスにもルールがあるのです。ルールを破って売上が上がったとしても、ルール違反です。短期的には売上が上がるかもしれませんが、ルールを守らない人物というレッテルを貼られることにより、ルールを守らない貴方とは取引しないというお客様も必ずでてくるでしょう。不正に対しては必ずしっぺ返しがやってきます。短期的な利益を追求したばかりにもっと大きなものを失う可能性があります。
そもそも貴方が大切だと思っている組織の目的というのも、社会一般からしたら本当に大切なものでしょうか。
達成しないと、どんな大変なことが起こるのでしょうか。少なくとも日本において、スポーツやビジネス上の組織の目的が達成できなかったからと言って、命を失うことはないでしょう。
ルールというのは、当然に法令のように明文化され幅広く認知されているのもありますが、倫理や道徳のように人によって解釈が異なる可能性のあるものもあり、一概には何かとは言えません。
ですが、善いことを行い、悪いことを行ってはならないという原則については覚えておいてください。
因果応報という諺にもあるとおり、悪いことは必ず帰ってきます。