息子へ
息子が入院・カテーテル手術を受けるにあたって、担当する医師の説明を聞きに行った。
可能性は低いが手術中「輸血」を行う可能性がある。輸血を行うと、副作用がでる可能性がある。
カテーテル手術を行うが、万一それで治療ができなかった場合は、外科手術になる可能性もある。
アスピリンを投与する。麻酔剤と投与する。その場合副作用として~がある。
いろいろと説明を受けたが、断片的にしか記憶に残っていない。
そして親権者として、私と妻とは手術の同意書に署名した。息子本人も署名した。
息子は心なしか、不安そうだった。当然だ。父親として、何か息子を安心させたり、元気づけるような言葉をかけてやればよかった。
ただ、思いつかなかった。
今できることは担当の先生を信じて、手術の無事を祈ることだけだ。
無事手術が終わること、そして1か月、2か月~数年と無事検診を受け、息子が今後も健康的な人生を送れることを心より願う。